糞詰まりの群像2 吉田松陰
「今、急に武備を修め、則ちよろしく蝦夷(北海道)を開墾し、諸侯を封 建し、すきに乗じてカムチャッカ(原文は漢字表記)、オホーツク(同じ) を奪い、琉球に諭し、・・・・朝鮮を責めて質を入れ、貢(みつぎ)を奉る こと、古(古)の盛時の如くならしめ、北は満州の地を割き、南は台湾、 呂宋(フィリッピン)の諸島を攻め、漸に進取の勢いを示すべし」
「幽閉録」
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偽アインシュタインは自信がないけど褒めて欲しくて仕方ない帝大出のインテリがでっち上げた、いわば思想的センズリなわけなんです。まぁ、認知欲求に駆られた老人から金を騙し取るダシに使う程度の害悪です。学生時代にマルクスレーニンだった老人もころっと騙されましたw。
それに比べると吉田松陰の毒は強烈です。何せ侵略される相手のあることです。作用あれば反作用ありでその毒殷々あるいは裊裊として今に及びます。
吉田松陰は29歳で首を斬られて死んじゃったんで世間に無知でした。大日本の歴史に照らせば白村江の戦いといい、豊富の朝鮮出兵といい朝鮮半島にチョッカイを出せば必ず国が滅びるという教訓を理解できませんでした。あるいは今回だけは違うと詐欺師独特の心理状態だったのかもしれません。
で吉田松陰の弟子は先生のいう通り長州中心の陸軍を作り、アヘン戦争でガタガタになった中国の土地をもぎ取りやがて満州国をでっち上げ、ロシアに喧嘩を売って史上初めて白人を打ち破って馬関戦争の屈辱を晴らして朝鮮を併合してイケイケどんどん! 反対する奴は非国民と特高警察が拷問で殺す体制を築きあげます。
ところが天網恢恢疎にして漏らさず大東亜戦争となって原爆二発を浴びて無条件降伏します。
ということで落ち目になってくると西田さんと吉田さんが合体して出てきて表面上華やかその実悲劇に向かうことを吹聴するオッチョコチョイが知性の仮面を被って出てきます。
中国は日清戦争当時とは違うしアメリカもまだ日本を抑える力はあるし、ロシアが日露戦争の教訓を忘れるほどバカじゃないでしょうから今回の騒ぎは喜劇に終わります。
朝鮮を高く買って南朝鮮を貶め、北と謀って満州を云々
ロシアもアメリカも日本にぞっこん、と調子のいい言葉を見たら松蔭の弟子の不始末を思い出した方がいいですよw。